帰化が記載された戸籍は取り消せないのか

戸籍に書かれている帰化の文字

「帰化したことを戸籍に載せたくない」と質問されることがありますが、そんなことができるのでしょうか?

これは「YES」であり「NO」でもあります。

帰化後に作成される戸籍には必ず帰化したことが記載されます。

この記載を市役所でさせないことはできません。

ただし、一番新しい戸籍から帰化の文字を消すことはできます。

帰化したときに戸籍が出来上がりますが、戸籍が出来上がった後に本籍地を変更すると、変更後の新戸籍には帰化事項は記載されないときがあります。

そのため、帰化したことを戸籍に載せたくない場合には、本籍地を変更するとよいかと思います。

この手続きを転籍と言います。

しかし、これは実際に帰化したことが削除されるわけではなく、転籍を行うことによって作成された新しい戸籍に、帰化の事実が転記されないようになるだけです。

つまり、戸籍をさかのぼって取得していけば帰化したことが書かれた戸籍があります。

もし、転籍をして新しい戸籍に帰化事項を記載しないようにしたい場合は、必ず元の本籍地の市区町村以外に転籍を行ってください。

同じ市区町村では転籍をしても帰化したことの記載は消えません。

どうしても元の本籍地が良いという方は、一度市区町村外に転籍届を提出し、再度元の本籍地に移す転籍届を行ってください。

しかし、このようなことをしても父母欄には、劉○○、ケビン〇〇など、日本人とは思えない名前が記載されていますので、出生したときは日本人ではなかったとわかってしまうことにご注意ください。

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