入国できないけど入国したいとご相談

上陸拒否事由に該当している外国人

先日、ご相談の電話があり「私の友人の中国人が昔、不法滞在をしてしまい、自ら出頭して一度、中国に帰りました。その後、日本に来日したのですが、また不法滞在を犯してしまい、今度は、警察に捕まり中国へ強制送還されました。この中国人をどうしても日本にいる友人に会わせたいために、数日でもいいので日本に来させることはできないでしょうか?」と言われました。

このような場合は、原則として、2度目に退去強制された日から10年間は日本に上陸することができません。

なぜかというと、まず、この中国人の方は、最初は自主出頭して「出国命令制度」を利用して中国に帰っています。

この場合は、出国した日から1年間、日本に上陸できません。

そして、出国した日から1年間が経過したので、中国から来日したのでしょう。

しかし、また不法滞在を犯してしまい、今度は警察官に捕まり退去強制をされてしまいました。

この警察に逮捕されたのが、初犯であれば、日本から退去した日から5年間は日本に来ることができないのですが、この中国人の方はすでに出国命令により初犯ではありません。

そうなると、リピーターとなるので、日本から退去した日から10年間は日本に来ることが出来なくなってしまうのです(上陸特別許可が認められると5年や10年を待たずして日本に来ることはできます)。

結論として、ご相談者にこのようなことをお話したうえで、「もし、ご友人とお会いしたいのであれば、あなたの友人がビザを取得することは難しいため、あなたの友人が中国から日本に来るのではなく、中国人の友人が中国に行く方が会いやすいと思います」とご回答しました。

ご相談者もご事情を説明したら理解していただいたようで、お礼の言葉をいただきました。

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