不許可になったけど再申請してビザを取得したい

ビザの取得を再挑戦したい!

私は「ビザ(在留資格)が不許可(不交付)となってしまったのですがもう一度申請することはできますか?」とご相談されることがあります。

結論からいうと、再申請自体はできますが許可されるか不許可になるかは別問題です。

例えば、ビザの要件を満たしていることの立証書類が不足しているのであれば、再申請を行えば許可される可能性は十分にあるのですが、申請するビザの要件として2国間で結婚していなければならないのに、日本では結婚しているけど外国人配偶者の本国では結婚していないような場合ではビザの要件を満たしていないので、外国人配偶者の本国で結婚しない限り再申請をしてもビザは許可されません。

まずは、どのような理由でビザが不許可になったのかを知る必要があります。

なぜ不許可になったのか検討する

不許可になったのには当然のことながら原因があります。

原因がわからなければ対処することができませんし、この原因を解決しないことには、何回ビザの申請をしても不許可であり、「この外国人は5回も申請しているので許可してあげよう」というような、入管がお情けで許可してくれることはあり得ません。

考えられる主な原因である以下を参考にしてみてください。

○許可要件を満たしていない
許可を受けようとしているビザが、入国管理局から公表されている要件を満たしていないので不許可になった。

○書類の未提出がある
入国管理局に「書類が不足しているので提出してください」と言われていたのに書類を提出しなかったために不許可になった。

○立証書類が不足している
入国管理局で示されている書類は必要最低限の書類です。個人の事情により許可されるための必要な書類は異なり、その書類を提出していないため不許可になった。

○書類の内容でつじつまが合わない
書類に書かれていることで内容が矛盾していたり、つじつまが合っていないので、入国管理局で嘘の申請ではないかと疑われ不許可になった。

○法令違反をした
日本や外国で法令違反を行ったために、それが原因で不許可になった。

入国管理局に不許可理由を聞きにいってみる

すでに不許可通知書が通知されている場合は、すでにご覧になっていると思うのですが、不許可となってしまった場合、入国管理局からは送られてきた通知書には、簡単な理由しか記載されておらず、具体的な不許可理由は記載されていません。

また、不許可通知書以外のハガキや電話による呼び出し等では、不許可になっていること自体がわからないときがあります。

いずれにしても、まずやらなければいけないことは、入国管理局で不許可になった詳細な理由を確認することが大切です。

そして、再申請ができる可能性があるのか、それとも再申請ができない理由があるのかを検討することになります。

しかし、入国管理局で直接理由を聞くと言っても、入管法、通達、ガイドラインなどを理解していなければ、聞きに行ったとしても意味をしっかりと理解できないときがあります。

そのため、しっかりと理解するためには専門家にご同行していただいたほうがよいと思います。

「もう一度聞きたい」と思っても、入国管理局は1度しか不許可理由を説明してくれないので、2度聞くことはできないことにご注意ください。

不許可理由を聞くときに心がけること

入国管理局では審査官が不許可理由を説明してくれますが、そのときに心がけることがいくつかあります。

不許可理由は1度しか聞けないので、しっかりと以下を確認して入国管理局で不許可理由を聞きましょう。

1、不許可理由をメモする

人間の頭脳はたいした記憶力がありません。忘れても後で確認できるように聞いた話は必ずメモしましょう。また、書いておけば勘違いも防ぐことができます。

2、冷静に話を聞く

不許可になったことで声を荒げて興奮して話をする人がいますが、そんなことをしても不許可という結果が覆ることはありません。気持ちはよくわかりますが意味がないことなので、それよりも冷静に審査官が言っている不許可理由を分析してください。

3、意味がわからなければ聞き直す

入管法や通達など、ビザに関する知識がないと言っている意味がわからないことがあります。そんなときは、審査官にもう一度説明してくれるようお願いしましょう。後になって聞こうと思っても聞けません。なお、「わからないことがわからない」という状況もあり得ますが、これは専門家でない人の場合は知識と経験がないので残念ながらどうすることもできません。これを防ぎたい場合は専門家に依頼しましょう。

4、こちらから質問する

絶対に質問して欲しい言葉があります。それは「教えて頂いた不許可理由以外に不許可になった理由はありますか?」と聞いてください。審査官はすべてを説明しなければならない義務はないからです。

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